Nコン北海道ブロックコンクール中学校の部感想

我が母校、札幌市立手稲東中学校が銅賞と発表された時、客席で「えっ」という声があちらこちらで聞こえた程、私も結果に唖然としてしまった。ただ、金賞を受賞できないだろうという確信だけはあった。その理由は2点。
1点目は、札幌市立北陽中学校と札幌市立真栄中学校の演奏が3階席までよく届いており、粗探ししても見つけられなくて、金賞はこの2校のどちらかだろうと予想していたから。
2点目は、手稲東の演奏でbreathがかなり浅いのが明確で、3階席で聴いていてもbreathの度に一々耳障りに感じてしまっていたから。breathの浅さについては昨年も少し感じていたが、今回はかなり気になってしまったので、顧問の先生に伝えておいた。
今回の入賞校の中で、特に注目していたのは室蘭地区代表の室蘭市立東明中学校と北海道登別明日中等教育学校の合同校。昨年は室蘭市立東明中学校単独(課題曲・自由曲とも女声)でNコン北海道銅賞、全日本北海道金賞の実績。今年は合同校で課題曲混声・自由曲女声の挑戦。選曲が良かったのかもしれないが、自由曲最後のCrescendoは、3階までよく響いて圧倒された。私の中では銀賞確定と感じた。
今回初めて知ったことがある。札幌市立真栄中学校が昨年は課題曲混声・自由曲女声だったのに、今年は課題曲・自由曲とも女声で、男子が一人も居なかったのは残念。札幌市立北野台中学校は今回男子6人だけだった。中学校合唱部の男子部員が少ないのは、札幌市立北陽中学校(学校紹介では男子部員50人も居るらしい)を除いて深刻な問題。部員集めは今も昔も大変だなーと実感。
札幌市立北陽中学校の関係者の皆さん、金賞受賞おめでとう!全国コンクール入賞を期待。